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【レポート公開】2026年度ラグビー・エンパワメント・プロジェクト第2回オンライン研修レポート
掲載日:2026年10月20日

~2026年度ラグビー・エンパワメント・プロジェクト
第2回オンライン研修レポート~
8月6日にスタートしたラグビー・エンパワメント・プロジェクト(REP)第2回がオンラインで8月22日に開催されました。今回は「ラグビー×キャリアの選択肢や経験談に触れ、それぞれのアプローチから世界の広がりを学ぶ」というテーマのもと、2名が講師として登場しました。
なお、初の試みでREP修了生にレポートを作成いただき、今回の「第2回オンライン研修レポート」は、2期生の金子さわさんが作成しております。
ラグビー・エンパワメント・プロジェクトとは
「ラグビー・エンパワメント・プロジェクト」とは、様々なバックグラウンドを持つ人々がお互いの違いを尊重し、皆が活躍できる、よりよい未来の実現に貢献する人材を育成することを目的に、ラグビーの精神を活かし、社会やラグビーの現場で活躍する人々からラグビーの価値を学び、世界を広げることで自身の可能性を見つめ、キャリアや夢を探求することにより、よりよい未来の実現に寄与する次世代リーダーを育成するための事業です。
高校生を対象に、毎年開催しているプロジェクトです。
参加することで、新たな気づきや課題、新たな自分と出会うチャンスが待っています!
レポート
第1部 講義|栃木ホンダヒート 上村素之さん

1人目は、栃木ホンダヒート(以下ヒート)の上村素之さんです。上村さんは、ラグビーを通して地域や社会に価値を提供する「Honda HEATの地域創生」に取り組んでいます。ラグビーと地域、ラグビーと教育など、さまざまなものを掛け合わせることで地域を盛り上げ、関わった人が元気になり、その人たちがまたヒートの試合に足を運んで感動を生み出すという好循環をつくることを目指しているそうです。そんな活動をする上村さんの講義も終始明るく、盛り上がる講義でした。また、ラグビーを通じて、企業の新入社員研修や教員研修、一般企業の社員研修など、さまざまな場面で価値を提供しています。
上村さん自身は1999年にHondaに入社し、Honda HEATのラグビー選手として活動した後、30歳で現役を引退しました。何事にも真摯に向き合う性格の上村さんはその後、会社の品質業務や組合業務を経験し、2015年からはHonda HEATのコーチを3年間務め、2018年からは普及・育成スタッフとして活動しています。これまでのキャリアの中で、上がったり下がったりを繰り返しながら、多くの経験や失敗をしてきたからこそ、そこから学び、成長することができたと話されていました。
上村さんが2018年から現在まで、小学校を周り、行っている社会で輝く人を育てる「本気のヒート授業」は、2024年のスポーツPRアワードで最優秀賞を受賞しました。ラグビーの技術だけを教えるのではなく、本気で取り組むこと、失敗から学ぶこと、仲間を尊重することなど、社会で生きていくために必要な力をラグビーを通して伝えています。特に「一流と二流の違い」という話は印象的でした。二流の人は失敗したときに笑ってごまかしてしまうのに対し、一流の人は失敗したときこそ一歩前に出て努力する。そして、失敗を成長の機会として捉え、そこから学び続けるということでした。上村さんは「しっかり足跡つけて人生歩まなあかんで」と受講生に力強く語りかけていました。
上村さんが2018年から現在まで、小学校を周り、行っている社会で輝く人を育てる「本気のヒート授業」は、2024年のスポーツPRアワードで最優秀賞を受賞しました。ラグビーの技術だけを教えるのではなく、本気で取り組むこと、失敗から学ぶこと、仲間を尊重することなど、社会で生きていくために必要な力をラグビーを通して伝えています。特に「一流と二流の違い」という話は印象的でした。二流の人は失敗したときに笑ってごまかしてしまうのに対し、一流の人は失敗したときこそ一歩前に出て努力する。そして、失敗を成長の機会として捉え、そこから学び続けるということでした。上村さんは「しっかり足跡つけて人生歩まなあかんで」と受講生に力強く語りかけていました。

講義の中では、「ラグビー憲章をなぜ学ぶのか」「学生と社会人にはどのような違いがあるのか」といった問いもありました。これらは単に正解を知るだけでなく、「なぜ?」と自分自身に問いかけをすることの重要性を受講生に実践的に体験するものでありました。
そして講義の最後に、上村さんは「なぜこの研修を受けているのか」「なぜ勉強するのか」「なぜ挨拶をするのか」「なぜ働くのか」と、日常のさまざまなことに対して「なぜ?」を考えてほしいと伝えていました。問いかけを繰り返すことで、考え方や価値観、行動の質も変わっていくとお話しされていました。
上村さんは今回の講義を通して、本気で目の前のことに向き合い、失敗から学び、成長していく。そして、「なぜ?」を繰り返し考えることで、自分自身の行動を振り返り、より良い行動へと変えていくことが、社会で活躍するためにも重要なのだと、受講生に伝えてくれました。
そして講義の最後に、上村さんは「なぜこの研修を受けているのか」「なぜ勉強するのか」「なぜ挨拶をするのか」「なぜ働くのか」と、日常のさまざまなことに対して「なぜ?」を考えてほしいと伝えていました。問いかけを繰り返すことで、考え方や価値観、行動の質も変わっていくとお話しされていました。
上村さんは今回の講義を通して、本気で目の前のことに向き合い、失敗から学び、成長していく。そして、「なぜ?」を繰り返し考えることで、自分自身の行動を振り返り、より良い行動へと変えていくことが、社会で活躍するためにも重要なのだと、受講生に伝えてくれました。
第2部 講義|JR西日本ラグビー部レイラーズ トレーナー 宮武大貴さん

2人目はJR西日本ラグビー部レイラーズでトレーナーをされている宮武大貴さんです。現在は大学教員やスポーツトレーナーとして活動しながら、鍼灸師やコーチの資格も持ち、ラグビーに関わるさまざまな活動を行っています。宮武さんは中高6年間ラグビー部で活躍し、中学3年で腰の骨を折る大けがをしたのをきっかけにトレーナーに出会い、自らもトレーナーの道を志しました。現在のラグビー選手のトレーナー以外にも野球選手のトレーナー、整形外科のリハビリテーション科への勤務、自身での起業など幅広い経歴をお持ちです。
今回の講義の初めにはアイスブレイクを行い、自分の中で何かを意識して物事に取り組むことの大切さをゲーム形式で受講生に説きつつ、今回はリーダーシップについて考えながら講義を受けてほしいと呼びかけていました。最初は緊張気味に見えた受講生も一気に宮武さんの明るさとリーダーシップに引き込まれていったように感じます。
今回の講義の初めにはアイスブレイクを行い、自分の中で何かを意識して物事に取り組むことの大切さをゲーム形式で受講生に説きつつ、今回はリーダーシップについて考えながら講義を受けてほしいと呼びかけていました。最初は緊張気味に見えた受講生も一気に宮武さんの明るさとリーダーシップに引き込まれていったように感じます。

今回の講義はラグビーを通したリーダーシップや、人を動かすために必要な考え方についての学びがありました。宮武さんが考えるリーダー像の中に「人を動かす人」ではなく、「人が動きたくなる環境を作る人」がリーダーである。という考えをお話しされていました。2019年のウェールズ代表のトリートメントにも携わった経験があり、その経験からも、周囲の人よりも「少し頑張ってみる」「頼まれたことはできなくてもやってみる」といった行動をすると、周りからの信頼や感謝を自然と得ることができる。とお話しされていました。これは宮武さんの考えるリーダー像に通じるものがあるように思えました。事前に把握した参加者の情報を踏まえ、それぞれに積極的に意見を求める宮武さんの講義スタイルはまさに、周囲の人よりも少し先を読み、一人ひとりに寄り添いながら行動する姿勢そのものであり、リーダーとして周囲から信頼を得るために大切な姿勢なのだと感じました。
さらに、良いリーダーに共通するものとして、約束を守ること、感謝を伝えること、人の話を聞くこと、判断すること、など宮武さんの考えるリーダー像についてもお話しいただきました。それを踏まえ、最後に受講生の考える、リーダー像とは何かを問い、それぞれの持つリーダー像はどんなものなのかを改めて自身に問いかける時間を設けました。
さらに、良いリーダーに共通するものとして、約束を守ること、感謝を伝えること、人の話を聞くこと、判断すること、など宮武さんの考えるリーダー像についてもお話しいただきました。それを踏まえ、最後に受講生の考える、リーダー像とは何かを問い、それぞれの持つリーダー像はどんなものなのかを改めて自身に問いかける時間を設けました。
前半の講義と同様受講生からは質問が相次ぎました。「様々な活動を行うにあたって学生のうちに大切にすべきことは?」「選手外のスタッフが選手にできる怪我予防は?」「宮武さんの思うラグビーの魅力とは?」など質問は多岐にわたりましたが、ひとつひとつ丁寧にわかりやすく答えてくださり、受講生は一つひとつうなずきながら話を聞く姿が印象的でした。
今回の2つの講義は、関西弁の力強い言葉で受講生に直接語りかけるお二人から、多くの刺激とパワーをもらえる講義となりました。
今回の2つの講義は、関西弁の力強い言葉で受講生に直接語りかけるお二人から、多くの刺激とパワーをもらえる講義となりました。
参加者の声
- 「(前略)実際にホンダの品質などで働いたカミさんが先輩に言われたなぜを考えるという言葉が印象に残りました。今のエンパワーメントプロジェクトだけでなく、自分で取り組んでいるプロジェクトにも様々なことにもなぜを大切にしたいとおもいました。また、他の講師の方との話と共通点があり、驚きました。なにかと何かの掛け算をするということです。チームの運営や普及育成には掛け算は必要不可欠だと感じました。」
- 「事前学習の時から感じていましたが、実際に話を聞いてとても熱意あふれる素敵な人だなと感じました。私は特に印象に残っているのはerror and learn という言葉で人生は失敗して学ぶというワードがとても印象的でした。私はtryすることがなんとなくスタートに立っていた気がしていたのですが、その言葉を聞いて何かを挑戦してからがスタートなのだと感じて今までよりもっとトライしてみようと感じました。(後略)」
- 「開業して、大学教授もしていて、ラグビートレーナーもしているという両立にすごく驚きました。また、メモをして咀嚼して勇気を持って行動するという言葉に感銘を受けました。私の場合メモして、ちょっと咀嚼して、自分にできそうだったら行動するくらいの中途半端なことしかしていなかったように感じたので、きちんと相手の言いたいことを読み取って咀嚼して、勇気の部分を鍛えて行動できるようにしたいと思います!」
- 「(前略)いろんなことに挑戦したいけど、それだと何かひとつ自分が特化したものがないのではないかって悩むことが多かった。 でも、「スペシャリスト↔︎ゼネラリスト」って言葉があって、何か一つに特化した人もいれば、いろんなことに挑戦している人もいるんだと知った。何かひとつを特化しなくてもいいし、途中でやめてもいいんだよというアドバイスに、今まで、何か一つに絞ったほうがいいんじゃないかっていう自分の悩みがなくなった。」
- 「私は努力しているときに辛くなって弱音を吐いてしまうことが多くあります。そんな時におっしゃっていた、負けず嫌いではなく、勝ち好きのようにポジティブ変換して自分を鼓舞したいです。」
作成:REP修了生(2期生)金子 さわ


