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【レポート公開】2026年度ラグビー・エンパワメント・プロジェクト1dayセッション②~年代・性別不問(高校生以上)!!~
掲載日:2026年10月15日

~ラグビー・エンパワメント・プロジェクト(REP)の1dayセッション②年代・性別不問(高校生以上)!!レポート~
5月30日、ラグビー・エンパワメント・プロジェクト(REP)の1 dayセッション第2回目がオンラインで開催されました。22日に実施された1回目は高校生が対象、今回は年代・性別に関係なく、ラグビーの発展に関心のある方なら参加可能とあって、10~60代までの幅広い世代の方々が37名参加しました。
この日の講師は元15人制日本代表で現在は英国在住の玉井希絵さんと、日本ラグビーフットボール協会国際室室長、愛知アジア・アジアパラ競技大会組織委員会スポーツマネージャー(ラグビー)の飯島康弘さんのお二人。
玉井さんは過去のREPでも講師を務め、ユーモアと情熱を兼ね備えたトークで、終始、受講生の笑顔が絶えない「女子ラグビー界の上沼恵美子」。今回もその魅力をいかんなく発揮されました。
ラグビー・エンパワメント・プロジェクトとは
「ラグビー・エンパワメント・プロジェクト」とは、様々なバックグラウンドを持つ人々がお互いの違いを尊重し、皆が活躍できる、よりよい未来の実現に貢献する人材を育成することを目的に、ラグビーの精神を活かし、社会やラグビーの現場で活躍する人々からラグビーの価値を学び、世界を広げることで自身の可能性を見つめ、キャリアや夢を探求することにより、よりよい未来の実現に寄与する次世代リーダーを育成するための事業です。
高校生を対象に、毎年開催しているプロジェクトです。
参加することで、新たな気づきや課題、新たな自分と出会うチャンスが待っています!
レポート
第1部 講義|元15人制日本代表 玉井希絵さん

三重県松阪市出身、高校までバスケット部だった玉井さん。大学進学も決まったある日、高校の廊下ですれ違った体育の先生から「暇そうだから、ラグビーでもやってみたら」と言われたのがきっかけ。花園ラグビー場で行われたセレクションに参加したことで、一気に人生が変わっていきました。
本格的にラグビーを続けようと決めた玉井さんが進学したのは関西学院大学。関西大学リーグ強豪の体育会ラグビー部でただ一人の女子部員として4年間を過ごし、卒業後は故郷の三重で中学教員に。4年間教壇に立ちながら、地元の女子チーム「パールズ」でもプレーしていましたが、仕事を辞め、ラグビー一本で生きることを決意。日本代表として2022年に開催されたワールドカップに出場します。結果は全敗。世界との壁にぶつかっていた折、大会で出会ったイングランド選手の話に刺激を受け、「世界最高峰のラグビーを実感したい」と、単身イングランドのチームに挑戦します。インスタで各チームのHCを探しあてDMを送って売り込み、2023年7月にイングランドのイーリング・トレイルファインダーズラグビークラブに移籍。今年の4月からは立教英国学院で英語教師として10年ぶりに教鞭を執りながら、ラグビーで両国の架け橋をとなることを目指しています。
本格的にラグビーを続けようと決めた玉井さんが進学したのは関西学院大学。関西大学リーグ強豪の体育会ラグビー部でただ一人の女子部員として4年間を過ごし、卒業後は故郷の三重で中学教員に。4年間教壇に立ちながら、地元の女子チーム「パールズ」でもプレーしていましたが、仕事を辞め、ラグビー一本で生きることを決意。日本代表として2022年に開催されたワールドカップに出場します。結果は全敗。世界との壁にぶつかっていた折、大会で出会ったイングランド選手の話に刺激を受け、「世界最高峰のラグビーを実感したい」と、単身イングランドのチームに挑戦します。インスタで各チームのHCを探しあてDMを送って売り込み、2023年7月にイングランドのイーリング・トレイルファインダーズラグビークラブに移籍。今年の4月からは立教英国学院で英語教師として10年ぶりに教鞭を執りながら、ラグビーで両国の架け橋をとなることを目指しています。

単身、世界一レベルの高いイングランドに挑戦するなど、誰も歩いたことのない道を切り開いてきた玉井さん。「叩かないと開かないドアはある。叩けば意外と開く」。自ら実践してきただけに、実感のこもった言葉でした。
これからの目標は「日本開催の女子W杯の開幕戦と決勝を満員にすること」。女子ラグビーの魅力をより知ってもらうために、You Tubeも開設。広く発信を続けています。早速チャンネル登録する参加者も出て、熱は確かに伝わっていることがうかがえました。
「12年後、16年後、今日参加してくださった方と、日本で同じ景色を見られたら」。この日の講義は玉井さんご本人が、将来に向けての決意を新たにする場ともなりました。
これからの目標は「日本開催の女子W杯の開幕戦と決勝を満員にすること」。女子ラグビーの魅力をより知ってもらうために、You Tubeも開設。広く発信を続けています。早速チャンネル登録する参加者も出て、熱は確かに伝わっていることがうかがえました。
「12年後、16年後、今日参加してくださった方と、日本で同じ景色を見られたら」。この日の講義は玉井さんご本人が、将来に向けての決意を新たにする場ともなりました。
参加者の声
- 「”まずは行動、やってみる”という点が非常にお話を聞いていてよいと思いました。」
- 「女子ラグビー、全然みたことがなかったので、玉井さんの話から可能性を感じてワクワクしました。とても豊かな時間を過ごせました。(中略)あの短い時間で経験してきたことのエッセンスを伝える、ユーモアもあり、しかも誰にでも刺さる内容、最近で一番のプレゼン。感謝の気持ちでいっぱいです。(後略)」
- 「自分の過去をクイズも使っておもしろくわかりやすく伝えてくれて、当時しんどかったことなどが自分のことのように考えられて、共感もありつつ、聞いていて楽しかったです。」
第2部 講義|日本ラグビーフットボール協会国際室 室長 飯島康弘さん

続いての講師は日本ラグビーフットボール協会国際室で室長を務める飯島康弘さん。この秋、名古屋市で開催されるアジア競技大会組織委員会でスポーツマネージャーを務めるなど、多忙な日々を送っています。
大学院で人類学を専攻していた飯島さん。高校時代はラグビー部でしたが、ふと目にしたラグビーの試合の光景に心を奪われました。それはアイルランド代表のテストマッチ。選手とスタンドの観客が一体となって合唱するラグビーソング「アイルランド・コール」を耳にし、世界のラグビーの場に身を置きたいとドロップアウト。2年間、オーストラリアでアルバイトをしながら英語を学びました。コーチングライセンスも取得。帰国時にオファーを受け、2008年に日本ラグビーフットボール協会の職員に。翌年、日本で開催されたU20ジュニアワールドチャンピオンシップから国際試合の運営に携わり、以後、セブンズ男子のマネージャーなどを経てRWC2019ではアシスタントマッチマネジャーとして大会の成功に尽力。現在も、世界における日本ラグビーのプレゼンス(存在感)向上に力を注いでいます。
飯島さんが働く国際室の業務は多岐にわたります。ワールドカップ招致活動はもちろん、世界のラグビー関係者が来日する際は外務省や大使館と交渉、スケジュール調整や日本の協会関係者との会食のセッティングも大事な仕事です。各国協会との覚書、代表選手のエリジビリティ(選手資格)の確認や国際大会参加の際のサポートなどなど。日本ラグビーが世界各国と伍していくために欠かせない部署です。飯島さんはさらにリーグワンのマッチコミッショナーの一人でもあり、年間20試合は週末、各地で開催される試合の責任者として試合会場に赴きます。2023年1月に行われたディビジョン3・中国電力レッドレグリオンズ対クリタウォーターガッシュ昭島の試合では、試合中にゴールポストが折れるアクシデント。その会場でマッチコミッショナーを務めていたのが飯島さんでした。片方のゴールポストが使用不可となり、急遽現場で協議し、特別ルールで再開。状況に応じた判断が求められる業務です。
現在は名古屋に住まいを移し、アジア競技大会の準備に追われる飯島さん。ラグビーはセブンズ競技が行われますが、男女同時に金メダルを獲得したことは過去になく、まずはアベック優勝が願いです。「仕事は長いスパンで10年先を見て過ごしています」と飯島さん。ラグビーワールドカップの再招致成功が、最大のミッションです。
玉井さんと飯島さん。ともに日本を飛び出し世界のラグビーを肌で知り、日本ラグビーをさらに向上させたいという熱意は相通じるものがありました。
大学院で人類学を専攻していた飯島さん。高校時代はラグビー部でしたが、ふと目にしたラグビーの試合の光景に心を奪われました。それはアイルランド代表のテストマッチ。選手とスタンドの観客が一体となって合唱するラグビーソング「アイルランド・コール」を耳にし、世界のラグビーの場に身を置きたいとドロップアウト。2年間、オーストラリアでアルバイトをしながら英語を学びました。コーチングライセンスも取得。帰国時にオファーを受け、2008年に日本ラグビーフットボール協会の職員に。翌年、日本で開催されたU20ジュニアワールドチャンピオンシップから国際試合の運営に携わり、以後、セブンズ男子のマネージャーなどを経てRWC2019ではアシスタントマッチマネジャーとして大会の成功に尽力。現在も、世界における日本ラグビーのプレゼンス(存在感)向上に力を注いでいます。
飯島さんが働く国際室の業務は多岐にわたります。ワールドカップ招致活動はもちろん、世界のラグビー関係者が来日する際は外務省や大使館と交渉、スケジュール調整や日本の協会関係者との会食のセッティングも大事な仕事です。各国協会との覚書、代表選手のエリジビリティ(選手資格)の確認や国際大会参加の際のサポートなどなど。日本ラグビーが世界各国と伍していくために欠かせない部署です。飯島さんはさらにリーグワンのマッチコミッショナーの一人でもあり、年間20試合は週末、各地で開催される試合の責任者として試合会場に赴きます。2023年1月に行われたディビジョン3・中国電力レッドレグリオンズ対クリタウォーターガッシュ昭島の試合では、試合中にゴールポストが折れるアクシデント。その会場でマッチコミッショナーを務めていたのが飯島さんでした。片方のゴールポストが使用不可となり、急遽現場で協議し、特別ルールで再開。状況に応じた判断が求められる業務です。
現在は名古屋に住まいを移し、アジア競技大会の準備に追われる飯島さん。ラグビーはセブンズ競技が行われますが、男女同時に金メダルを獲得したことは過去になく、まずはアベック優勝が願いです。「仕事は長いスパンで10年先を見て過ごしています」と飯島さん。ラグビーワールドカップの再招致成功が、最大のミッションです。
玉井さんと飯島さん。ともに日本を飛び出し世界のラグビーを肌で知り、日本ラグビーをさらに向上させたいという熱意は相通じるものがありました。
参加者の声
- 「ラグビー協会のスタッフの方のお話を視聴する機会は、私のような一般人にはないので、関心を持って視聴しました。国際的な大会等を運営するには、数々の事柄が複雑に絡み合い、語学も必要でフィールドでの試合だけではなく、表にでない方々の働きがあって執り行われることがよく解りました。」
- 「ラグビーを仕事にしようとしたときにこんな業務もあるんだと若い皆さんに伝わったと思います。」
- 「やや難しめの話だったと思いますが、ラグビーファン歴が長い私にとっては、このくらい深めの話の方が得るものが大きいです(後略)」
1dayセッション全体について
参加者の声
- 「今回、講師の方の活動内容や想いを知ることができ、とても良かったです。色々な方の話を聞く機会を社会人にも与えていただけたら幸いです。」
- 「私は以前から海外に出ていく事は人を成長させる1つのきっかけになると考え、何とかして出たいと思っています。玉井さんも飯島さんも自分の意思で出られており、お二人のお話を一言も聞き漏らすまいと思って視聴していました。」
- 「ラグビーを通しての生き方、人生の節目における選択についての経験を聞けたことは参考になりました。またこのような機会を子供たちへ発信される取り組み自体が素晴らしいと思います。ラグビーの魅力の発信、今後の発展にさらに期待ができそうだと確認できました。」
- 「自分とは違う体験や挑戦をしてきた人のお話を実際に聞いて、自分にとっていい経験になったし、今後の進路選択や実際のキャリアライフにつながる機会になりました。」

